Modela MDX-15 with Rhinoceros (March/7/2005〜)

MODELA in Cutting切削中...

North American T6 (The First Trial)

MODELAで最初に切削してしまうのはやはり テキサン

  Rhinoceros Model of Harvard
Texan Model in Roughing
粗取り(9時間弱)後

T6 Relief
仕上げ(1時間強)後

片面切削

以前RhinocerosでモデリングしたデータをSTL でエクスポートした後に,Modela Player 4で読み込んで端材を片面切削(X75mm×Y20mm×Z9mm程度).

被削材は(おそらく)塩ビ. R3のボールエンドミルで粗取り後,直径3のスクエアエンドミルで仕上げ.
切削条件によっては,表面が溶けてしまってまるで縫いぐるみのような質感になる


Wrench (Scanning & Cutting)

毎年,夏に開催される行事のおみやげ(?)の試作,ということでアクリル製スパナ.


形状を一部修正してからFlamingoでレイトレース. プローブが拾ってしまった凹凸がいまいち...

型枠とサポートの追加

計測

まずは,MODELA MDX-15の接触式プローブを使って形状計測(0.1mmステップ).

本来は,Rhinoで点群(Point Cloud)から形状データを作ればいいのだろうけれども, まだよくわからんので, とりあえずIGESでRhinoに読み込み,その曲面を上下反転複製してモデル化.
両面切削に備えて型枠とサポートを追加してSTLでエクスポート



緑色の物体は,バックアップのための油粘土.かなり適当

サポート(直径1mm)が一箇所割れてしまっていた.量産(?)の暁には,もう少し太くしなければ.

両面切削

またもや材料は端材. 両面切削が初めてなので, 何も考えずに位置決めピンを切削領域内に作ってしまい 裏面加工の時にピンを抜かなければならない. 捨て板への固定(両面テープ)がちょっと不安 (捨て板と面で接する部分がほとんどない)なので ワーク周囲に油粘土を置いて固定の気休め... ピンで固定できてりゃこんなことには...
工具原点をもう少しY方向にオフセットしていればまだましなんだけど.
バックアップも適当だったので, 切削面の下に空隙がある場所ではエンドミルとワークがかなりびびる.
切削前から分かっていたことだけれども,工具径が3なので, 文字の部分はまったく再現されなくて 中途半端に刃物の跡が残ってしまう.
工具径を小さくしてこの部分を再現しても仕方がないのでモデルを もう少し洗練しなければ

原点あわせをいい加減にしたので,Z方向が0.4mm薄い...

 完成


ペーパーがけをしてピカールで磨いて完成. のはずだったが,エッジの部分にピカールが残ってしまう.



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HIRA Toshio (平 俊男) <hira_at_mech_dot_nara-k_dot_ac_dot_jp>
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